なぜ、せっかくお庭を作ったのに後悔する人が多いのか?

お庭を作って、後悔することとはどのようなことでしょうか?

①カーテンを取り払って暮らしたい

日の光や、外の気候、植物の揺らぎや季節を感じたくて、せっかく、大きな窓を設置したのに、近隣の目が気になって結局カーテンを閉めて生活している。

②やっぱり植物を植えたい

緑に囲まれた暮らしが理想だけど、土地が小さくて樹木を植えるスペースを設けられなかったが、やっぱり、風にそよぐ木の葉を窓から眺められたり、木にとまる鳥のさえずりや、紅葉を見て季節を感じられる生活がしたい。

③収納庫が欲しい

趣味の物置場が欲しいが、敷地を有効活用したいので、一般的な物置だと、置き場所が無い。
収納庫にアウトドア用品を収納して、気軽にアウトドアを庭で楽しみたい。
収納庫を作って、家の中での暮らしをすっきりさせたい。

④外と内のつながりが欲しい

リビングからデッキを通じて気軽に外に出られる家にしたい。
気候によって、熱すぎたり冷たかったりする樹脂デッキではなく、素足でも大丈夫な天然木のウッドデッキを作りたいリビングのように外に出て、寛げる居心地の良い庭スペースがほしい。

リビングと外がつながっていて、気軽に外で食事が出来る庭みたいなリビングの家に住みたい。

⑤使っていないスペースを有効活用したい

スペースも小さく、特に使う用途がない場所があり、もったいないので、趣味を楽しむスペースに改装したい。

残念なことに、これは新築の際に一緒にお庭を作ったとしても同様の悩みが発生します。なぜでしょうか?
それは、「庭は建物とは別」という考え方で作られているからです。

それでは、どうして「庭は建物とは別」という考え方が優先されて「住むこと」が優先されないのでしょう?

土地取得から建築、販売完了を最短期間で目指す上では、できる限り誰でもが速く簡単に正確に施工できる設計である必要があります。具体的には出来る限り価格設定を低くしながら多くのお客様に対応できるようなデザインを優先します。

そうして考えられた外構デザインは、どうしても似通ったものになってしまう訳です。